徒然珍道中 2004年 T(とら吉 1歳)
* あくまでも当時の状況です。実際に行かれる場合は、事前に現地に料金やペット同伴での規則などご確認下さい。

静岡県 伊東 新潟県 石打丸山スキー場 千葉県 有野実苑 印旛沼 鹿児島県


静岡県 伊東 ペンション inunoie 2004.2.27〜28
今回の旅の目的は、「ゆっくり過ごせる場所を探して。」泊まる事を楽しみに出かけた旅。◎でした。
<宿泊>ペンション inunoie
●基本的に館内は犬と同伴できる。(風呂、ベッド上は不可)
●アルカリ泉質の風呂はゆったりできて気持ちいい。
ペンション inunoie

ペンション inunoie のドッグランで。フレームとサインを入れて飾ってみた。
ペンション inunoieは、人にも犬にも過ごしやすい宿だと思う。宿泊客は4組とこじんまりしている事もあると思う。オープンして二年という事でドッグランなどプチリフォーム中みたいだけど、犬はもちろんの事、人も十分リラックスできる。
とら吉を遊ばせながら、なんだか妙に落ち着くベンチだなぁと私はゆったりくつろいでいた。館内は木を生かしておしゃれにできている。どちらかというと、小粋な大人の空間という感じかな。
食事は場所柄、魚介中心で新鮮な食材を生かして考えられており、目にも胃にも堪能できた。今回、マンボウ(水族館で見たやつだよなぁ。)と白馬(シロウマでいいのか?聞くの忘れちゃった。)という珍しい魚もいただいた。

伊東は遠かった。距離を測るの忘れてたのだが、渋滞もあったし、休憩入れて約4時間かかったかな。高速道路を降りて、R135号線を延々走る。朝日があたりきらきら光る海を眺めながら、とても気持ちのいい景色が続く。夏は海水浴の渋滞でちっとも進まない、そんな苦くて死にそうな思い出があったんだけど、今日は春の日差しが気持ちいい。
相変わらず、「いつ吐くか・・・?」という不安を拭い去れないので、100%のんびり〜とはいかない。ちょっとカーブがあるととら吉が気になる。

inunoieドッグラン
熱海に入った頃、桃色の花が咲いている木に気付く。あれっ、葉っぱがずいぶん多い木もあるなぁ・・・とぼんやり見ていたら、桜だった。もう、葉桜になっている木もあって。この辺りは本当に暖かいんだなぁ。
とら吉はずっと助手席の私の膝の上、車酔いなし、全然平気だった。鹿児島の空の下、自分の人生は「移動」と共にあると悟ったか。


起伏のあるドッグランで駆け回るとら吉。枯葉が寄せてあって、そこに入ってふかふか感を楽しんでいる。多分、とら吉には初めての感触。



一碧湖

一碧湖で周辺散策、静かな湖・・・あれ・・・ここ来た事あるよね。どちらからともなく話す夫婦。場所を検討する時になぜ二人とも気づかないのか。

湖は一周できるらしいが、今回は100m程の散歩で終了。飼い主が軟弱だった・・・。

階段

二階への階段を上れないとら吉。
中腹で甘え声を出しながらうろうろ、前足をかけるも、すぐに引っこめ、助けを求めて見上げるのみ。
そりゃぁあたしも最初は足がすくんだけどさ・・・普段すごい強気のくせにさ・・・情けないよ。





新潟県 石打丸山スキー場 2004.1.17〜18

片道260km 休憩を入れて約5時間の長旅だった。
とら吉に雪を見せたい!雪の中で遊ばせてみたい♪
実は、犬連れでスキーをしたいという飼い主の(勝手な?)思いの方が強かったのだが。
新潟へ向かって走り出した車内、友人家族とわいわい賑やか♪とら吉もそわそわしている。しばらくすると、うろうろし始めた。「落ち着きな!」と制するのだがどうも・・・。
吐くのか?!と思った瞬間、股を開き肩を落とした。遅かった。吐いた。一度吐けば大丈夫、その後は寝たり起きたりしながら到着。立派だった。
雪初体験 石打丸山スキー場 雪の中













肉球を守る為にEーPOCという靴を履かせる。この日の為に、インターネットで靴を探し、爪が出るタイプのこの靴を買った。犬足にフィットするように作ってある布+ゴム地で肉球を巻いてマジックテープでとめる形なので、履くというよりも装着するという感じ。見た目は靴という感じではない。
ここに来る前に、この靴に慣れさせる為に散歩時に歩く練習をさせたのだが、その時の様子がたまらなくおかしかった。とら吉ごめん。
両足に何かついてるという違和感があるのだろう。右手と右足が一緒に前に出るような妙な歩き方になる。床につくとすぐに持ち上げるから宙にふわふわ浮きながら歩いてるみたい、時々、後ろ足が一度にぴょんと上がり、なんだかカンガルーみたいな動きになったり。
とら吉には悪いけど、腹を抱えて笑ってしまった。
今日の本番も、ちょっとだけ不自然。しかし、夢中になって遊んでいると肉球がひび割れる事もあると聞いていたので、念の為、靴を履かなきゃね。雪道をしばらく歩きフィットしてきたのかな、なんとなく普通になった。

友人のとこのフレンチブルドッグは雪の中へどんどん入っていったと聞いていたので、『犬は喜び庭かけまわり』と想像していたのだが、とら吉はなかなか雪の中に入っていかない。
「どうすればいいの?ここはどこ?」そして、スノーボードを持った女の子に寄って行く。
んだよっ・・・。雪より色気かよっ!

ちょっと雪の中に落としてみた・・・。
とら吉は慌てて雪の少ないところへ戻ってこようとする。沖縄で体験した海の中と同じ。岸へ向かって必死。
あれっ、嫌いなのかな。。。雪、嫌・・・?がっかりする私。
そうやって遊んでいる間にとら吉の毛は雪玉がいっぱい。体を冷やしてしまうので、旦那がとら吉を連れ宿に。体を乾かし、宿で旅の疲れを癒す。
気持ちいいね♪ 二日目、そろそろ慣れたかな。晴天の下、とら吉は雪の中で友人の子供達と戯れる。お天気もいいし、風もなくとっても気持ちいい。きっととら吉も・・・。
雪の中が楽しそう♪
そして、ムシャムシャ雪を食べる!気がつくと食べてる!クリームがついた口みたいに、雪がついてる。可愛い。

帰路は寝て過ごしてる方が多かったかな。しかし、ちょっとでも足を触られたりするとシャーッと怒るのでケージの中で過ごさせた。
疲れもあり吐かなかったが、出せ出せ、と鳴き続け、うるさかった。

宿泊:ペンション アルミュール
スキーパックはお得。




有野実苑 キャンプ場 <千葉県>2004.4.24〜25
膝の上 ●犬を連れている場合は、必ずリードをつけている事。
●1サイト=3,000円(サイトは芝生と砂利あり。他に、入場料1人 1,000円)
●トイレは、男女別で水洗。
●風呂は男女別で家族風呂、露天風呂あり。
●森林の中に囲まれており、子供が遊べるブランコやハンモックあり。畑もあり、季節により有料で収穫可能。



車で1時間半足らずの場所で、カーブもあまりなく、とら吉は酔わなかった。ほっとした!
しかーし、やっぱり吠えてた。人が通ると威嚇して吠える。正直、うるさくて、そして制止するのは大変だった。なんだよっ!
はっきり言って他のキャンパーに迷惑・・・m(__)m落ち込むなぁ〜。
トイプードルを散歩させているキャンパーは日本語達者な英国人、そして犬は大人しい。なんだよっ・・・とら吉はよぉ〜m(__)mがっくしきちゃうぜ。肩を落とす英語が苦手な日本人。

しかーし、いいところもあったとら吉。
写真は友人の膝の上で腹を見せているところ、無理やり友人に協力させた。たまに唸るもののなんとかがんばるとら吉。
穏やかな顔してるじゃん!できるじゃん!
とら吉は寝付くまでごそごそ動き回るので、リードを片手に持ったまま添い寝しようとした。ところが!一瞬離れてしまい、寝ようとしていた留学生の顔にとら吉激突・・・不機嫌そうに顔をあげる学生・・・(ごめんなさい。m(__)m)
友人の顔にもキスをするとら吉。(ごめんなさいm(__)m)

翌日は、広場を使い、ボール取って来い練習・・・結局、この日も訓練三昧・・・とら吉、がんば!!
とら吉、現在1歳3ヶ月。このキャンプ場は2回目、以前来た頃は4ヶ月。本当に大きくなっちまいました。→有野実苑キャンプ場2003.5.25とら吉 当時4ヶ月




印旛沼 サンセットヒルズ キャンプ場(旧 印旛沼湖畔荘ファミリーオートキャンプ場) <千葉県>2004.5.1〜3
印旛沼 印旛沼 ●犬を連れている場合は、必ずリードをつけている事。
●1サイト=4,000円(サイトはほぼ芝生)
●トイレは1棟、男女別で水洗。風呂なし。
●印旛沼を見下ろす、高台にあり、眺めがいい。

このキャンプ場は数回訪れている。今回も友人家族と2泊3日で滞在。
ここは直火OKで、最大のポイントは薪が無料提供されている事。いつも大変嬉しいサービスである。
焼き芋も焼けるし!!、今回はうどん鍋、お好み焼きにも挑戦。お好み焼きは、それぞれが好みの具で自分のお好み焼きを作る。青空の下のお好み焼きパーティはなかなか盛況であった。
しかし、1日目は風が強かった。焚き火をしてもぬくもりは無常にも風に流され、火の側にいても体が全く温まらない。確かな気温はわからないが、強風が吹きつけ、体感温度は低く感じられる。
寒かったので、とら吉はほとんど車内で過ごさせた。しかし、黒い洋服を来た人、他の犬、大きな声がすると、吠えていた。やはり縄張り意識と臆病なのはどこへ行っても同じ。
夕食を終え、焚き火で温まる家族。しかし・・・寒い!そう認識した瞬間、皆はもう起きていられない。慌てて片付け、寝床にもぐりこむ。就寝。
私ととら吉は車中泊。なかなかいい寝心地で1人と1匹は熟睡した。
翌日、風も少しずつおさまってきた。とら吉と広場でボール取って来い練習をする。しかし、注意力散漫でなかなかボールを持って来ない。集中できないみたい。まだまだ訓練は必要だな。

とら吉、現在1歳3ヶ月。以前来た頃は3ヶ月ちょっと。大人になりました。→印旛沼 湖畔荘ファミリーオートキャンプ場 とら吉 当時3ヶ月





鹿児島温泉旅(と言っても飼い主が温泉三昧。) 2004.5.27〜29
空港で とら吉を鹿児島に連れて行った。最近はドライブに連れて行っていないので、羽田までの車中、そして、鹿児島での慣れないレンタカーでの移動、ちょっと不安を抱えて出発。
羽田空港までは全く問題ない。吐かずに着いた。早めに着いたので気分転換に外の空気を吸わせ散歩させる。しかし、蒸し暑い。(ーー;)
空調がきいている場所の方がいいと考え、早々と預けた。鹿児島での受け取りまで5時間くらいある。「係りの人はかなり時間があるが大丈夫ですか」と心配な様子。
「大丈夫です!」(^o^)根拠のない自信・・・。
普段、移動時に使用している彼のバリケンは少々狭いので、大きめのMサイズを借用する。
この時期、航空会社のペット同行キャンペーン中でとら吉のバリケン借用料は無料(航空会社のHPで必要書類をダウンロードし持参)、運賃は半額以下だった。ラッキー!

実際、鹿児島で迎えた様子では、バリケンにはよだれの跡もなく、元気な様子。


落ち着く場所 レンタカーでは慣れない車に乗せるより、普段使用している彼のバリケンで過ごさせる方がいいと思い、中に入れて移動した。
とら吉は全く嫌がらず、鳴かない。すんなり車に跳び乗り、「ハウス」の指示ですっとバリケンに入る。
いまだかつてこのように素直でお利口なとら吉を見た事があっただろうか、いや、ない。鹿児島滞在中はこの様子で実に素直、概ね大人しいとら吉であった。

1日目の夜、どこに寝るかなと自由にさせていたのだが、落ち着かない様子であちらこちらに場所を移動して細切れに寝ていた。暑かったせいもあるのだろうが、バタンと床に突っ伏したと思ったら、しばらくして場所を移動。またバタンと寝る。何度もこれを繰り返しよく眠れなかったようだ。
2日目の夜は、バリケンに入れてみた。すると、すーっと寝入ったのである。慣れない場所より自分のバリケンが落ち着くんだな。
途中、ごそごそ動き出したので何かと思ったらおしっこをしたかったようである。出すと、用意しているトイレシーツに向かって走っていった。利口だ!!(親馬鹿)

たった一つ、あの事件を除いては・・・

リラックス 暑い 妹の自宅でリラックスするとら吉。
二度目の滞在なので余裕もあるようだ。ただ、私達の食事時はテーブルの上を狙い、落ち着きがない。リードでつなぎあきらめさせる。
それ以外は私や妹の後ろをついて来たり、ソファに横になったり床に伏したり、とてもリラックスしている様子だ。
嬉しい事なのだが・・・、おかしい・・・(・_・)いつもと違う。こんなに落ち着きのあるとら吉は想像がつかなかったし、初めてなのだ。
食欲は旺盛・・・問題なし。
なんていい子なんだ!とら吉
ヽ(^o^)丿
あの事件が起こるまでは・・・


それは突然だった。
いい子だね♪とら吉は2度目の訪問で慣れてるのかな、大人になったのかな、などと談笑しながら一緒に写真を撮っていた。
そして、とら吉が座っている横で一緒に写真を撮ろうと、妹が近づいた。すると、とら吉が唸っている。なぜ、唸っているのかわからない。
再度、お座りした背後から妹が近づいた。
あっ!?(~o~)
痛〜〜〜っ!!
妹が鼻を押さえて、唸っている(+_+)
小鼻には多分犬歯で傷つけられた跡であろう、縦線が引かれている。そして、出血。
軟膏と絆創膏で応急処置をする妹。鼻のすぐ下も赤くなってる。すごく痛そう・・・。(>_<)
しかし、ごめん妹よ、もうあなたの鼻にしか目がいかない。鼻を見ながら会話をする私。とても目立つ。(^_^;)
とら吉は、背後から無言で近寄られた事で恐怖を感じていたのだと思う。唸った段階で私達が気づいて離れればよかった。

しかし、とら吉よ、我慢できない、嫌なのであればとら吉が場所を移動すればいいのだ。。。
とら吉ぃ、修行が足りないよ・・・m(__)m

おまけ・・・
鼻の傷 あっ、温泉情報が何もない。今回行った温泉は3つ。
●いろはの湯(鹿児島市)
スーパー銭湯のようであるが温泉である。露天風呂は静かに瞑想できる洞窟湯が気に入った。
●なぎさ温泉(枕崎市)
海側に露天風呂を作っているので、湯に浸かりながらの眺めは抜群。しかし、かなりぬるめ。
近くに、手打ちうどん「むぎ家」あり。かつお出汁の黒豚チャーシュー入りうどん(ラーメンではありません。)がとても美味しい。
●日当山温泉 花の湯 
湯量が豊富でかけ流しの温泉。新しいので設備もきれい。お気に入りは、足湯。足を浸しながら腰掛けるのだがもたれている背をお湯が流れていくのでとても暖かく気持ちがいい。
近隣に最近できたらしいパンやさん「青い麦」がある。パンは食事パンが多く、お米で作ったパンもある。もちもちしていて美味しかった。パスタランチもお得で美味しい。

どこも入湯料金が300円程で安い。それでいて風呂は大きい!すばらしい!!
ただし石鹸とシャンプーが3箇所ともなかった。スーパー銭湯には石鹸やシャンプーがあって当たり前だが、鹿児島の「近所の手軽な温泉」には置いてないのが普通なのだそうだ。(販売もしているので購入も可能。)


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