2007年8月のとら吉
8月28日(月)晴れ  パブで気持ちを落ち着けて

気がつけば、8月ももうすぐ終わりじゃないか。
ノッティングヒルカーニバルを見に出かけたものの、人ごみに疲れて早々と帰宅。
腰を揺らし、まばゆいほどの衣装を身に着けて踊る人達。当たり前だけど、すごいリズム感あるなあ〜。祭りは見ていても楽しい。
Notting hill carnival Notting hill carnival
ん?この方は・・・
きれいな人ね。
太鼓の音がかっこいい。音は大きくてもそれ自体の響きなら、とても心地よい。しかし、
プレハブほどの大きさの巨大なスピーカーを通して飛び込んでくる音楽は、つらい。心臓が飛び出るほどの響きである。体が振動する。
発狂しそうになった。
そして、人の多さとごみの山に辟易して、早々と帰宅。

年をとったのかのぉ〜。

気を落ち着けるために、とら吉と散歩に出た。
そうだ!この陽気ならPIMSが飲めるじゃないか!!夫はシャンテを飲んでいた。
パブはとても賑やかだ。今年の夏は寒い日が多く、お天気もいまひとつだったけど、ここ数日は初秋の空のようだが、晴れて気持ちがいい。
Grange pub Grange pub
つまみにソーセージを頼んで、外のテラスで休憩。
とってもお利口なアイリッシュセッターのティボくん(九州から来たんだって)にも会って、挨拶して〜。

やっと穏やかな時間を過ごすことができた。



8月23日(木)晴れ  似てる!

MILANO
まずは、とら吉を思い出した。

そして、誰か(わんちゃん)に似てる!!どこか似ている!と思ったのでした。

ミラノにて。



目的は、レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」鑑賞とミケランジェロ「ピエタ」を含む美術館巡りとアイスクリーム。
イタリア人のほとんどがバカンスで街を空けていても、店がことごとく閉まっていても、タクシーで乗り付けたレストランが閉まっていても、
気にしないぞ。たとえゴーストタウンみたいに感じたとしても・・・ジェラートは美味しかった。

人が少なくて観光しやすかったじゃないか。お店もがらがらで見やすかったじゃないか。

そして、どこを歩いていても、犬が目に入ると写真を撮る。話しかける。(完全におばさん化している私。)

MILANO MILANO


MILANO


それにしても、「最後の晩餐」の絵までたどり着くまでの、ディズニーランドなみの入場方法にはびっくり。
まず、予約は絶対必要。制限された人数で、初めの自動扉が開き、そこへ入る。すると、入った扉が閉まり隔離状態。
しばし小部屋で待ち、そして、第二の扉が開くのを待つ。
何とも仰々しい。

自動ドアが開き、その絵が描かれている旧食堂に入る。15分しか見られない。
しかし、それは、圧巻であった。

8月6日(月)晴れ  ハムステッドヒース(Hampstead Heath)

Hamstead Heat ここは適度にアップダウンもあり、池(以前、大型犬が泳いでいた池)もあり、変化に富んでいる。
舗装された遊歩道、森に入る小道もあり、森林浴も楽しめる。そして、バドミントンも楽しめる。(今日も3分。)


ボール遊びもフリスビーも思いっきり楽しめる♪

Hamstead Heath

そして、とうとう、3年以上使った外用のラバーボールが壊れた。

Hamstead Heath
「夫が登っているから、俺も登りたい、でも怖い、登れない・・・。」とうろうろするとら吉。

怖いけど、ちょっと登ってみる。


Hamstead Heath

やっと登ったのに、

怖いらしくてすぐ降りた。


Hamstead Heath でも、やっぱり近くに行きたい!

真っ向勝負!


Hamstead Heath がんばれ、がんばれ!

数回挑戦して、よじ登った!!


牡鹿
初めて知ったのだけど、ここハムステッドヒースには
天然のプールが数個ある。それは、池。公に開放されたプールになっている。
きちんと管理されているので入場量は£5くらい。しかも、レディス用、混浴、とあった。

しかし・・・水の色を見ると・・・私はちょっと遠慮したい。



藪の間をぬって、ブラックベリー、レッドベリーがたわわに実っている。熟したものがあまりないということは、近所の皆さんの食卓に運ばれた後だろうか。(^_^)

歩いている途中、犬を待っている飼い主さんに会う。しかも、そういう飼い主さんが何人かいる。皆、地元の人らしく、当然、犬もこの公園を熟知しているらしい。
ノーリードで散歩している人達は、犬との距離がびっくりするくらい離れている。皆、犬を信頼しているんだと思う。
でも、それがとら吉だと私はとても心配するだろう。

ビーグルを待っている飼い主さんは、「きつねを追いかけて行ったのよ。でも、あの子は公園をよく知っているから大丈夫。」と笑顔。
黒と茶色の2頭のダックスフントが私達の後をついてくる。ちゃんと鑑札も名札もつけている。そして、小道に入っていった。
遠くで、誰かを呼ぶ声がする。それが犬なのか、人なのか、まさかあの子達なのか、わからない。
ひょっとして、あの子達?
多分、大丈夫だと思うけど・・・
歩いていたら、木に張ってある紙が目に入った。
「missing」・・・散歩途中で、いなくなったらしい犬の写真。首輪もしてチップも入っている。
とてもとても広い公園だし、入り口もあちらこちらにある。しかも、門がしっかりあるわけではない。民家の裏道から入れるようなところもあるようだし。
この犬は飼い主を探して迷って外に出てしまったかもしれない、そう考えると、つらい。
さっきのダックスフントを思い出していた。

そうして歩いていたら、何とまたその2頭がいたのだ。こちらを見て、その子達も気づいた。「あっ、さっき会ったね。」という感じで、私達に近づいてきた。
しかし、茶色い若そうな方はまた違う小道に入っていった。黒い方は私達を見ながらも、心配そうに茶色を追いかけて行った。
飼い主さんは近くにいたのだろうか・・・。いや、迷子になったと決まっているわけではない。




散歩の後は、おしゃれなカフェで人も犬も休憩。ソーセージは美味しかったけど、ケーキはと〜っても美味しそうに見えたのだけど、やっぱりいかんかった。(ーー;)
平日のハムステッドヒースなので、コリン・ファースに会えるかも!と期待大だったけど、会えませんでした。ホリデーシーズンだから、きっと海外旅行よね。

8月5日(日)晴れ  リッチモンドパーク(Richmond park)

フットパスを歩こうかと思ったが、口蹄疫病が気になったので取りやめ。ロンドン郊外の南の方では、調査の為に閉鎖されているフットパスが結構あるようだ。
牛や羊が放牧されているところを通るフットパスは結構あるから、調査が進み落ち着くまではその辺りは避けた方がいいな。


というわけで、久しぶりにリッチモンドパークへ。
かつて、とら吉が鹿の糞を食べたところ(^_^;)
今日は、馬のうんこを食べていた。(ーー;)
少しグルメになったか。

ありえない。



リッチモンドビーチ 牡鹿
久しぶりの陽気で、今はどこの公園でも、ロンドンの夏の風物詩「水着で日光浴風景」が見られる。
リッチモンドパークも、リッチモンドビーチ。(左)
とても気持ちよさそうだけど、皆さん、日焼け止めをちゃんとぬってくださいね。

そんな人達とは逆に、日陰に避難しているのが牡鹿。牡鹿の角だけが見える。(右)
たまにゆっくり揺れているのを見ると、何か話しているよう。男だけの会議でもやっているのかしら。
雌鹿軍団も森の方を移動していた。

こんな暑い時間に日向を歩くのはやっぱりわしらだけか(^_^;)
いや、いっぱいおったぞ。ジョギングしている人もおったぞ。


リッチモンドパーク

最近わかったけど、とら吉は初めての場所、初めての公園では、あまり遠くに行かない。
私達の側をつかず離れず、歩く。大人になったのぉ〜。

今日は暑いせいか、日陰を探して歩いていた。

そんな散歩の様子(ビデオ)は、左の写真をクリッククリック!



池で楽しそうに遊ぶ子供と気持ちよさそうに泳ぐ犬を発見。

池
泳がんぞ

女の子が、不思議そうに二頭の犬を見比べる。

限りなく岸に近い水辺で足だけ濡らすとら吉。いつでも岸に逃げられる態勢。

とら吉、がん!として、泳がんぞ態勢。

ちょっとした広場でバドミントンをする。これはわしの希望。(^○^)
誰にも気を遣わずにめいっぱい空間を使える。何て幸せ。

ところが、とら吉が、俺を相手にしていない、とうるさく吠える。
3分くらいで終了。夫、「とら吉がうるさいから止めよう。」と、とら吉を言い訳に止めたがる。
あたしとも遊んでくれっ。

休憩 休憩 休憩

木陰休憩はとっても気持ちがええ。

とら吉は水をがぶがぶ飲む。
あ、足がきたねぇ。(私の足ではない。)

アイスクリームが美味しかったので、2個も食べた。せっかく歩いてダイエット!と思ったのに、積極的にカロリーを摂取している飼い主。



8月1日(水)晴れ  知らぬ存ぜぬ


ただいまあ〜♪

証拠
ん?

こやつ、

また、

やったのお・・・。



知らぬ

知らない・・・

存ぜぬ

やってない・・・


臭いも証拠

そ、その背中についている“特殊なペンキ”は、何なのじゃ?


臭いが証拠。


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