気がつけば、8月ももうすぐ終わりじゃないか。 ノッティングヒルカーニバルを見に出かけたものの、人ごみに疲れて早々と帰宅。 腰を揺らし、まばゆいほどの衣装を身に着けて踊る人達。当たり前だけど、すごいリズム感あるなあ〜。祭りは見ていても楽しい。 ん?この方は・・・ きれいな人ね。 太鼓の音がかっこいい。音は大きくてもそれ自体の響きなら、とても心地よい。しかし、 プレハブほどの大きさの巨大なスピーカーを通して飛び込んでくる音楽は、つらい。心臓が飛び出るほどの響きである。体が振動する。 発狂しそうになった。 そして、人の多さとごみの山に辟易して、早々と帰宅。 年をとったのかのぉ〜。 気を落ち着けるために、とら吉と散歩に出た。 そうだ!この陽気ならPIMSが飲めるじゃないか!!夫はシャンテを飲んでいた。 パブはとても賑やかだ。今年の夏は寒い日が多く、お天気もいまひとつだったけど、ここ数日は初秋の空のようだが、晴れて気持ちがいい。 つまみにソーセージを頼んで、外のテラスで休憩。 とってもお利口なアイリッシュセッターのティボくん(九州から来たんだって)にも会って、挨拶して〜。 やっと穏やかな時間を過ごすことができた。
まずは、とら吉を思い出した。 そして、誰か(わんちゃん)に似てる!!どこか似ている!と思ったのでした。 ミラノにて。 目的は、レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」鑑賞とミケランジェロ「ピエタ」を含む美術館巡りとアイスクリーム。 イタリア人のほとんどがバカンスで街を空けていても、店がことごとく閉まっていても、タクシーで乗り付けたレストランが閉まっていても、 気にしないぞ。たとえゴーストタウンみたいに感じたとしても・・・ジェラートは美味しかった。 人が少なくて観光しやすかったじゃないか。お店もがらがらで見やすかったじゃないか。 そして、どこを歩いていても、犬が目に入ると写真を撮る。話しかける。(完全におばさん化している私。) それにしても、「最後の晩餐」の絵までたどり着くまでの、ディズニーランドなみの入場方法にはびっくり。 まず、予約は絶対必要。制限された人数で、初めの自動扉が開き、そこへ入る。すると、入った扉が閉まり隔離状態。 しばし小部屋で待ち、そして、第二の扉が開くのを待つ。何とも仰々しい。 自動ドアが開き、その絵が描かれている旧食堂に入る。15分しか見られない。しかし、それは、圧巻であった。
ここは適度にアップダウンもあり、池(以前、大型犬が泳いでいた池)もあり、変化に富んでいる。 舗装された遊歩道、森に入る小道もあり、森林浴も楽しめる。そして、バドミントンも楽しめる。(今日も3分。) ボール遊びもフリスビーも思いっきり楽しめる♪ そして、とうとう、3年以上使った外用のラバーボールが壊れた。 「夫が登っているから、俺も登りたい、でも怖い、登れない・・・。」とうろうろするとら吉。 怖いけど、ちょっと登ってみる。 やっと登ったのに、怖いらしくてすぐ降りた。 でも、やっぱり近くに行きたい!真っ向勝負! がんばれ、がんばれ! 数回挑戦して、よじ登った!! 初めて知ったのだけど、ここハムステッドヒースには天然のプールが数個ある。それは、池。公に開放されたプールになっている。 きちんと管理されているので入場量は£5くらい。しかも、レディス用、混浴、とあった。 しかし・・・水の色を見ると・・・私はちょっと遠慮したい。 藪の間をぬって、ブラックベリー、レッドベリーがたわわに実っている。熟したものがあまりないということは、近所の皆さんの食卓に運ばれた後だろうか。(^_^) 歩いている途中、犬を待っている飼い主さんに会う。しかも、そういう飼い主さんが何人かいる。皆、地元の人らしく、当然、犬もこの公園を熟知しているらしい。 ノーリードで散歩している人達は、犬との距離がびっくりするくらい離れている。皆、犬を信頼しているんだと思う。 でも、それがとら吉だと私はとても心配するだろう。 ビーグルを待っている飼い主さんは、「きつねを追いかけて行ったのよ。でも、あの子は公園をよく知っているから大丈夫。」と笑顔。 黒と茶色の2頭のダックスフントが私達の後をついてくる。ちゃんと鑑札も名札もつけている。そして、小道に入っていった。 遠くで、誰かを呼ぶ声がする。それが犬なのか、人なのか、まさかあの子達なのか、わからない。ひょっとして、あの子達? 多分、大丈夫だと思うけど・・・ 歩いていたら、木に張ってある紙が目に入った。 「missing」・・・散歩途中で、いなくなったらしい犬の写真。首輪もしてチップも入っている。 とてもとても広い公園だし、入り口もあちらこちらにある。しかも、門がしっかりあるわけではない。民家の裏道から入れるようなところもあるようだし。 この犬は飼い主を探して迷って外に出てしまったかもしれない、そう考えると、つらい。 さっきのダックスフントを思い出していた。 そうして歩いていたら、何とまたその2頭がいたのだ。こちらを見て、その子達も気づいた。「あっ、さっき会ったね。」という感じで、私達に近づいてきた。 しかし、茶色い若そうな方はまた違う小道に入っていった。黒い方は私達を見ながらも、心配そうに茶色を追いかけて行った。 飼い主さんは近くにいたのだろうか・・・。いや、迷子になったと決まっているわけではない。 散歩の後は、おしゃれなカフェで人も犬も休憩。ソーセージは美味しかったけど、ケーキはと〜っても美味しそうに見えたのだけど、やっぱりいかんかった。(ーー;) 平日のハムステッドヒースなので、コリン・ファースに会えるかも!と期待大だったけど、会えませんでした。ホリデーシーズンだから、きっと海外旅行よね。
フットパスを歩こうかと思ったが、口蹄疫病が気になったので取りやめ。ロンドン郊外の南の方では、調査の為に閉鎖されているフットパスが結構あるようだ。 牛や羊が放牧されているところを通るフットパスは結構あるから、調査が進み落ち着くまではその辺りは避けた方がいいな。 というわけで、久しぶりにリッチモンドパークへ。 かつて、とら吉が鹿の糞を食べたところ(^_^;) 今日は、馬のうんこを食べていた。(ーー;)少しグルメになったか。ありえない。 久しぶりの陽気で、今はどこの公園でも、ロンドンの夏の風物詩「水着で日光浴風景」が見られる。 リッチモンドパークも、リッチモンドビーチ。(左) とても気持ちよさそうだけど、皆さん、日焼け止めをちゃんとぬってくださいね。 そんな人達とは逆に、日陰に避難しているのが牡鹿。牡鹿の角だけが見える。(右) たまにゆっくり揺れているのを見ると、何か話しているよう。男だけの会議でもやっているのかしら。 雌鹿軍団も森の方を移動していた。 こんな暑い時間に日向を歩くのはやっぱりわしらだけか(^_^;) いや、いっぱいおったぞ。ジョギングしている人もおったぞ。 最近わかったけど、とら吉は初めての場所、初めての公園では、あまり遠くに行かない。 私達の側をつかず離れず、歩く。大人になったのぉ〜。 今日は暑いせいか、日陰を探して歩いていた。 そんな散歩の様子(ビデオ)は、左の写真をクリッククリック! 池で楽しそうに遊ぶ子供と気持ちよさそうに泳ぐ犬を発見。 女の子が、不思議そうに二頭の犬を見比べる。 限りなく岸に近い水辺で足だけ濡らすとら吉。いつでも岸に逃げられる態勢。 とら吉、がん!として、泳がんぞ態勢。 ちょっとした広場でバドミントンをする。これはわしの希望。(^○^) 誰にも気を遣わずにめいっぱい空間を使える。何て幸せ。 ところが、とら吉が、俺を相手にしていない、とうるさく吠える。 3分くらいで終了。夫、「とら吉がうるさいから止めよう。」と、とら吉を言い訳に止めたがる。 あたしとも遊んでくれっ。 木陰休憩はとっても気持ちがええ。 とら吉は水をがぶがぶ飲む。 あ、足がきたねぇ。(私の足ではない。) アイスクリームが美味しかったので、2個も食べた。せっかく歩いてダイエット!と思ったのに、積極的にカロリーを摂取している飼い主。
ただいまあ〜♪ ん?こやつ、 また、 やったのお・・・。 知らない・・・ やってない・・・ そ、その背中についている“特殊なペンキ”は、何なのじゃ?臭いが証拠。
2007年7月の日記 2007年9月の日記